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アマナ(甘菜、学名:''Amana edulis'')は、単子葉植物ユリ科アマナ属の多年草。チューリップによく似ており、かつては''Tulipa edulis''としてチューリップ属に入れられていた。 名前は球根が甘く食用できるところから。別名ムギクワイと言い、これは球根の形をクワイになぞらえたもの。調理法もクワイと同様である〔 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p13 昭和33年12月25日発行〕。 == 特徴 == 早春に白い花を咲かせる小型の草花である。 地下には広卵形の球根をもつ。球根は外側に黒っぽい皮がある。10cm位の深さに埋もれており、しかもそれに繋がる茎が細いので、掘り出そうとしても切ってしまうことが多い。葉はこの茎の中程からつくので、地表では根出葉のように見える。葉は2枚、ほぼ同じ大きさのものが向かい合う。線形で長さ10-25cm、幅は5-10mm、中央がくぼんでUの字になっている。色は緑色で裏面はちょっと紫がかり、全体に白い粉を吹いたような感じに見える。 この葉の間から15cm程の花茎を立て、その先端に花を一つだけつける。花の少し下には一対の苞があり、小さな葉状で緑色をしている。花被は六個、長さ20-25mm、披針形で先端がやや尖り、白で背面には紫の筋が入る〔 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p13 昭和33年12月25日発行〕。釣り鐘状に抱えて咲き、上向きかやや斜めに向く。雄蘂は六個で花被より少し短く、葯は黄色い。花の見かけはごく小さなチューリップそのものである。なお、晴れた日には花がよく開くが、曇りの日には閉じてしまう。 果実は丸くて緑色、長さ10mm。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アマナ (植物)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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